子供好きが憧れる職場で働いてみましょう。まず子供専門の病院で働く「小児科看護師」があります。また子供好きが働きたい職場の代名詞、保育園で子供の面倒を見る「保育士」の仕事も魅力的です。忙しい親の代わりに子供の世話をする「ベビーシッター」や、幼稚園や小学校で歯磨きの正しい方法を教える「歯科衛生士」も人気の高い仕事です。それぞれの仕事には、メリットだけでなくデメリットもありますので、事前に知っておくと仕事選びの役に立つはずです。
子供だけを担当する小児科で働く「小児科看護師」は、子供といつでも触れ合えるという仕事上のメリットがあります。仕事が辛い時でも、かわいい子供の声や顔を見ると元気になれるかもしれません。また子供の様子を良く観察する事で観察力が鍛えられます。小児科看護師としての経験やスキルが、自分が親になった時に活かせるかもしれません。小児科看護師に付きまとうデメリットとして、子供が命を落としてしまう場面に立ち会う事があるという点があります。子供好きだからこそ辛い場面です。
子供好きな人にとって憧れの仕事のひとつが、保育園で活躍する「保育士」です。保育士になれば、勤務時間中に大好きな子供と触れ合う事ができます。0歳児の赤ちゃんが6歳児の大きな子供になるまでダイナミックな成長を見守れるのも大きなメリットです。一方で保育士の仕事にはデメリットもあります。「忙しい割に給料が悪い」のもそのひとつです。また子供だけと触れ合う仕事ではなく、親とのコミュニケーションが必要な仕事という点もデメリットと感じる人もいるでしょう。
ベビーシッターは、子供とマンツーマンで触れ合える子供好きにとって理想的な環境で働ける仕事です。まず大好きな子供と接する事ができる事が大きなメリットです。また子育て経験がある人は、その経験を仕事に活かせるというメリットがあります。特に資格を取得したり、新しく勉強をしなくても仕事を始める事ができます。ただし時給換算でボーナスが出ないという働き方になりがちですので、給料面が物足りない事がデメリットになりそうです。
歯科衛生士の仕事のメリットのひとつは、「歯科保健指導」の仕事で幼稚園や小学校の子供たちと触れ合える事です。小さな子供達に正しい歯磨きの方法を教える作業は楽しいですし、子供の将来の歯の健康を守れる意義深い仕事です。また「歯科予防処置」の仕事として、患者さんの歯石を取る作業を行います。上手にできると達成感があり、患者さんにも感謝されるという喜びがあります。一方で、人間関係が難しいというデメリットもあります。個人開業歯科医院での仕事は、一緒に働くスタッフに恵まれないとストレスが多くなります。